12/11 Tue. 欠乏の行動経済学(続き)



こんばんは。Workshop space Apprendreオーガナイザーです。 今日は子供の咳で病欠だったので「欠乏の行動経済学」を読み終えました。 一番知りたかった「時間」の欠乏については、「スラック(たるみ、余分)」を準備することが一番の対処法ということだったので、これまで思っていた、予定の半分は空けておくメソッドは正しかったのだと実感。それより何より、「忙しさ」と「貧困」というものを「欠乏」という共通の概念で分析することにより、忙しくてリッチな人々に貧困問題へ目を向けてもらうという巧みな研究コンセプトにノックアウトされました。 著者は「天才賞」と呼ばれる「マッカーサー賞」受賞の経済学者と心理学者で、研究を社会問題の解決に役立てるNPOも創設していて、最高の研究をしながらも社会に直接貢献することを目指している姿勢にしびれます。ローカルでかつグローバルでありたいApprendreのコンセプトを照らしてくれる光です。